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<市川喜一 著作集 第19巻 目次>

[ ル カ 福 音 書 講 解 V ]

          ― ルカ福音書(一九〜二四章、一〜二章)講解 ―

まえがき 2

第三部 エルサレムでの受難と復活
第一七章 エルサレム神殿での活動と論争 5
  111 エルサレムに迎えられる(19章28〜44節) 7
  112 神殿から商人を追い出す(19章45〜48節) 19
  113 権威についての問答(20章1〜8節)   25
  114 「ぶどう園と農夫」のたとえ(20章9〜19節) 29
  115 皇帝への税金(20章20〜26節) 40
  116 復活についての問答(20章27〜40節) 49
  117 ダビデの子についての問答(20章41〜44節) 63
  118 律法学者を非難する(20章45〜47節) 71
  119 やもめの献金(21章1〜4節) 74

第一八章 終末についての説教 77
  120 神殿の崩壊を予告する(21章5〜6節) 79
  121 終末の徴(21章7〜19節) 85
  122 エルサレムの滅亡を予告する(21章20〜24節)  97
  123 人の子が来る(21章25〜28節) 107
  124 「いちじくの木」のたとえ(21章29〜33節) 115
  125 目を覚ましていなさい(21章34〜38節) 120

第一九章 最後の晩餐 127
  126 イエスを殺す計画(22章1〜6節)  129
  127 過越の食事を準備させる(22章7〜13節) 138
  128 主の晩餐(22章14〜23 節) 145
  129 いちばん偉い者(22章24〜30節) 166
  130 ペトロの離反を予告する(22章31〜34節) 175
  131 財布と袋と剣(22章35〜38節) 180
  補論 「最後の晩餐」伝承の形成と展開 185

第二〇章 逮捕と裁判 207
  132 オリーブ山で祈る(22章39〜46節) 209
  133 裏切られる(22章47〜53節) 219
  134 イエス逮捕される・ペトロ、イエスを知らないと言う(22章54〜62節) 226
  補論 ペトロの否認記事の位置と意義 232
  135 暴行を受ける(22章63〜65節) 240
  136 最高法院で裁判を受ける(22章66〜71節) 242
  137 ピラトから尋問される(23章1〜5節) 249
  138 ヘロデから尋問される(23章6〜12節) 255

第二一章 十字架刑の判決と執行 261
  139 死刑の判決を受ける(23章13〜25節)  263
  補論 イエスの血の責任は誰にあるのか 272
  140 十字架につけられる(23章26〜43節) 291
  141 イエスの死(23章44〜49節) 315

結び ― ルカが伝える十字架上のイエス 325
第二二章 イエスの復活 327
  142 墓に葬られる(23章50〜56節a) 332
  143 復活する(23章56節b〜24章12節) 339
  144 エマオで現れる(24章13〜35節) 359
  145 弟子たちに現れる(24章36〜49節) 378
  146 天に上げられる(24章50〜53節) 390

増 補 部
第二三章 ルカの誕生物語 395
  2 洗礼者ヨハネの誕生、予告される(1章5〜25節) 399
  3 イエスの誕生が予告される(1章26〜38節) 410
  4 マリア、エリサベトを訪ねる(1章39〜45節) 423
  5 マリアの賛歌(1章46〜56節) 427
  6 洗礼者ヨハネの誕生(1章57〜66節) 433
  7 ザカリアの預言(1章67〜80節) 436
  8 イエスの誕生(2章1〜7節) 447
  9 羊飼いと天使(2章8〜21節) 452
  10 神殿で献げられる(2章22〜38節) 463
  11 ナザレに帰る(2章39〜40節) 477
  12 神殿での少年イエス(2章41〜52節) 479
  補論1 誕生物語の位置と性格 489
  補論2 「処女降誕」信仰について 502

あとがき 514



凡 例

 1 本書は、新共同訳「ルカによる福音書」による、ルカ福音書の段落ごとの講解である。
   段落分けは新共同訳に従い、便宜上、段落に通し番号をつける。
 2 新共同訳の他に各種翻訳を参考にし、必要な場合は原文からの私訳を用いる。そのさい底本には、
   Nestle-Aland, Novum Testamentum Graece, 27th Edition (1993) を用いる。
 3 聖書の原語(ギリシア語、ヘブライ語、アラム語)は、《 》で囲まれたカタカナで表記する。
 4 一段下げて小さい文字で書かれている部分は、やや立ち入った議論や解説のための注記である。
   この注記は飛ばして本文だけ読み進んでもよい。
 5 本書で、書名のない数字だけの引用箇所はすべて、ルカ福音書の章と節である。

     聖書引用 「 聖書 新共同訳 」
       ○C 共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation
       ○C 日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987, 1988