市川喜一著作集 > 第13巻 パウロによる福音書 ― ローマ書講解U > 目次

<市川喜一 著作集 第13巻 目次>

[ パウロによる福音書 ― ローマ書講解U ]


まえがき 2

第三部 イスラエルの救い 5

第六章 神の恩恵の選び 9
  第一節 イスラエルの特権 10
  第二節 神の自由な選び 16
  第三節 憐れみの器と怒りの器 24

第七章 イスラエルのつまずきと回復 43
  第一節 イスラエルのつまずき 44
  第二節 イスラエルの不信仰 67
  第三節 イスラエルの回復 80

第四部 実践的勧告 123

第八章 キリスト者の霊的礼拝 125
  第一節 キリストの体の肢体として 126
  第二節 愛の道 145
  第三節 終末の場に生きる 161

第九章 強い者と弱い者 201
  第一節 互いに受け入れよ 202
  第二節 兄弟をつまずかせるな 218
  第三節 「宗教」の相対化 229

手紙の結び 247
第十章 地の果てまでも 249
  第一節 祭司の務め 251
  第二節 これからの計画 263
  第三節 個人的な挨拶 278

パウロ書簡 用語解説 307

あとがき 356



ローマ書(9〜16章) 段落 目次

23 パウロの痛み (9章 1〜5節) 10
24 神の自由な選び (9章 6〜18節) 16
25 憐れみの器と怒りの器 (9章 19〜29節) 24
26 イスラエルのつまずき (9章30節〜10章4節) 44
27 信仰による義 (10章 5〜13節) 54
28 イスラエルの拒否 (10章14〜21節) 67
29 イスラエルの残りの者 (11章 1〜10節) 80
30 救済計画におけるイスラエルと異邦人(11章 11〜24節) 90
31 イスラエルの回復 (11章 25〜36節) 107

32 霊的礼拝 (12章 1〜2節) 126
33 一つのからだの肢体として (12章 3〜8節) 133
34 愛の道 (12章 9〜21節) 145
35 権威への服従 (13章 1〜7節) 161
36 愛は律法を満たす(13章8〜10節) 182
37 時をわきまえて (13章 11〜14節) 188
38 互いに受け入れよ (14章1〜12節) 202
39 兄弟をつまずかせるな (14章 13〜23節) 218
40 隣人を喜ばせる(15章 1〜6節) 229
41 ユダヤ人と異邦人のためのキリスト(15章 7〜13節) 234

42 宣教者パウロの使命(15章14〜21節) 251
43 ローマ訪問の計画 (15章 22〜33節) 263
44 個人的な挨拶 (16章 1〜16節) 278
45 警戒しなさい(16章 17〜20節) 294
46 同行者からの挨拶 (16章 21〜23節) 299
47 結びの頌栄(16章 25〜27節) 302



凡 例

 1 ローマ書の本文は、Nestle-Aland, Novum Testamentum Graece, 27th Edition (1993) からの   私訳を用いる。主題となるローマ書本文は楷書体を用いる。
 2 主題となるローマ書本文以外の聖書引用は「聖書 新共同訳」(日本聖書協会一九八八年)を用いる。
ただし、必要に応じて一部私訳を交えることがある。その場合は「一部私訳」と断り書きをつける。字体は太字明朝体を用いる。
 3 聖書の原語(ギリシア語、ヘブライ語、アラム語)は、《 》で囲まれたカタカナで表記する。
 4 段落分けは、ギリシア語テキストやRSVなど標準的な英訳聖書を参考にするが、基本的には本書独   自の判断による。
5 一段下げて小さい文字で書かれている部分は、やや立ち入った議論や解説のための注記である。
   この注記は飛ばして本文だけ読み進んでもよい。
6 本書で、書名のない数字だけの引用箇所はすべて、ローマ書の章と節である。

     聖書引用 「 聖書 新共同訳 」
     ○C 共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation
       ○C 日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987, 1988 
「パウロ書簡 用語解説」について

 『パウロによる福音書―ローマ書講解』は、本書の巻末に「パウロ書簡 用語解説」をつけています。パウロ書簡と講解の本文に出てくる用語を、出てくる箇所で毎回解説することはできませんので、用語の解説は巻末の「用語解説」にまとめて任せている場合が多くあります。本文の中で、いちいち「用語解説」を参照するように指示していませんが、講解の中で重要な位置を占めている用語は、「用語解説」を参照していただければ、理解がより確実になると思います。この「用語解説」は、パウロ文書の理解のための手引きという性格もありますので、先にこの「用語解説」に一通り目を通して、それから講解の本文を読まれるのも、理解を助けるのではないかと思います。