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   わたしたちはどこから来て、どこに行くのか。わたしたちは今どこにいるのか。  これはわたしたち人間にとって究極の問いです。わたしたち人間の起源、行き先とか目標、今人間として生きている意味を問わないではおれません。これは人類の永遠の疑問です。この問いに答えるために人間はその叡知を傾け、力を注いできました。人間がその知りうる限りの知識と知恵を総動員して体系化した科学も、その問いに答えることはできていません。わたしたち人間は、その答えを人間以上のところに求めて、宗教を形成してきました。人間は宗教しないではおれない生命体です。そしてその宗教は親から子に伝えられて、社会の規範となり体制となって、一人ひとりの生き方、この問いに対する答えを決めています。わたしたちはある特定の宗教の中に生まれ落ちてくるのです。

この人類の宗教の中に一つの不思議な書があります。それはユダヤ民族が生み出した宗教の聖典ですが、その書には民族の相違を超えて、人間である者に呼びかける不思議な力があります。その聖書には旧約聖書と呼ばれる部分と新約聖書と呼ばれる二つの部分がありますが、旧約聖書はユダヤ人がその長い歴史の中で生み出した宗教の聖典、すなわち天と地を創造した唯一の神がユダヤ人と結んだ契約の書です。しかし、その中から生まれた新約聖書は、その唯一の神がユダヤ人の中に送られたイエスを復活させてキリスト、すなわちすべての民の救済者となし、すべての人間に語りかけておられるのだとしています。新約聖書はその神の語りかけを「福音」と呼んで、福音を証言する書として人類に呼びかけています、「すべての人よ、この書が証言する福音を聞き、その告知を信じなさい」と。

 このサイトは、この福音を聞いて信じた現代の一人の日本人が、新約聖書を通して聞いて信じたこの福音を、現代の日本人であれば誰にも理解できる日本語で証言しています。このサイトに出会ったあなたが、ここに語られている証言に耳を傾けてくださることを願ってネットに出しているものです。

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