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[ 福音と宗教 U ]


    第二部 福音の場から見た諸宗教

まえがき 2

第四章 キリスト教史における福音 9
  第一節 コンスタンティヌス体制下のキリスト教と福音 11
  第二節 宗教改革の時代におけるキリスト教と福音 67
  第三節 近代世界のキリスト教と福音 122

第五章 宗教の神学 171
  第一節 『キリスト教の絶対性と宗教史』 ― トレルチ 173
  第二節 「不信仰としての宗教」 ― バルト 180
  第三節 「成人した世界」 ― ボンヘッファーにおける宗教 205
  第四節 『宗教とキリスト教信仰』 ― クレーマーにおける宗教の神学 222
  第五節 「無名のキリスト者」 ― ラーナーとカトリック教会 230
  第六節 『キリストと文化』 ― ニーバーにおける宗教と文化 243
  第七節 「宗教の将来」 ― ティリッヒ 254

第六章 現代の宗教問題 ― 宗教の多元化と世俗化 305
  第一節 宗教の多元化 307
  第二節 世俗化の問題 318
  第三節 疑似宗教の拡大と宗教の過激化 337
  第四節 宗教相対主義の道 347

終 章 働きとしての神 361
  第一節 万物を存在させる働きとしての神 364
  第二節 救済の働きとしての神 378
  第三節 人の内に働く神 385
  第四節 「働きとしての神」の神学への補遺 409
  終章への結び 426

附 論  福 音 と 仏 教
  はじめに ― 附論への序言

附論 第一章 アジアにおける諸宗教
  第一節 インドの宗教史
  第二節 中国の宗教史
  第三節 日本の宗教史
  結び ― 東アジア仏教圏の成立

附論 第二章 働きとしての神と仏教
  第一節 仏教の基本的性格
  第二節  キリストを必要とする仏教
  第三節 悟りの知恵と信仰

附論 第三章 日本における福音の将来
  第一節 日本における宗教相対主義の先駆者
  第二節 聖霊のバプテスマ ― キリストにおける神の働き
  第三節 キリスト教の外での福音証言

結び ー 統合への祈り

あとがき



凡 例

 1 聖書の本文は、「聖書 新共同訳」(日本聖書協会一九八八年)を用いるが、必要に応じて私訳を用いる。
 2 聖書の原語(ギリシア語、ヘブライ語、アラム語)は、《 》で囲まれたカタカナで表記する。
 3 聖書の段落分けは、ギリシア語テキストやRSVなど標準的な英訳聖書を参考にするが、基本的には本書
   独自の判断による。
 4 一段下げて小さい文字で書かれている部分は、やや立ち入った議論や解説のための注記である。
   この注記は飛ばして本文だけ読み進んでもよい。

   聖書引用 「 聖書 新共同訳 」
     ○C 共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation
     ○C 日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987, 1988