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<市川喜一 著作集 第20巻 目次>

[ 福 音 の 史 的 展 開 T ]


まえがき

序論1 福音とは何か
序論2 新約聖書における多様性と一体性
  第一節 新約聖書文書の多様性
  第二節 新約聖書の一体性

本 論
はじめに ― 用語について
序章 復活者イエスの顕現
  第一節 イエスの十字架と弟子たち
  第二節 ガリラヤでの復活者イエスの顕現
  第三節 エルサレムでの復活者イエスの顕現
  第四節 弟子たちのエルサレムへの移住
  第五節 復活顕現の伝承

第一章 エルサレム共同体の成立
  第一節 聖霊の傾注と福音告知の開始
  第二節 エルサレム共同体の発足

第二章 ユダヤ教の外に向かう福音
  第一節 ギリシア語系ユダヤ人の福音活動
  第二節 パウロの回心とアンティオキア共同体の成立

第三章 エルサレムとアンティオキア
  第一節 エルサレム共同体と主の兄弟ヤコブ
  第二節 アンティオキア共同体とその福音活動
  第三節 エルサレム会議とその前後
  第四節 キリスト信仰の進展 ― イエスとパウロの間

第四章 パウロの異邦人伝道
  第一節 パウロによる異邦人共同体の形成
  第二節 救いに至らせる神の力 ― パウロにおけるキリストの福音

あとがき




凡 例

 1 聖書の本文は、「聖書 新共同訳」(日本聖書協会一九八八年)を用いるが、必要に応じて私訳を用いる。

 2 本論の各章で、書名のない数字は、使徒言行録の章・節を指す。ただし、特定の文書を扱う節や段落では、
   その文書名を略して、数字だけでその文書の章節を指す。

 3 聖書の原語(ギリシア語、ヘブライ語、アラム語)は、《 》で囲まれたカタカナで表記する。

 4 段落分けは、ギリシア語テキストやRSVなど標準的な英訳聖書を参考にするが、基本的には本書独自の
   判断による。

5 一段下げて小さい文字で書かれている部分は、やや立ち入った議論や解説のための注記である。
   この注記は飛ばして本文だけ読み進んでもよい。

     聖書引用 「 聖書 新共同訳 」
     ○C 共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation
       ○C 日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987, 1988