市川喜一著作集 > 第14巻 パウロ以後のキリストの福音 > 目次

<市川喜一 著作集 第14巻 目次>

[ パウロ以後のキリストの福音 ]


まえがき 2

序章 使徒名書簡 5
  第一節 エーゲ海地域における福音の進展 6
  第二節 使徒名書簡の時代 8

第一章 ヘレニズム世界における福音 13
  第一節 コロサイ書の成立 14
  第二節 コロサイ書本文の翻訳と略解 21
  第三節 コロサイ書の位置と意義 47

第二章 キリストの充満体としてのエクレシア 49
  第一節 エフェソ書要約 50
  第二節 エフェソ書本文の翻訳と略解 58
  第三節 エフェソ書の位置と意義 143

第三章 来臨待望の変遷 147
  第一節 来臨待望の変遷 148
  第二節 テサロニケ第二書簡の成立 160
  第三節 テサロニケ第二書簡における来臨待望 165

第四章 来臨待望と黙示思想 181
  第一節 ヨハネ黙示録の成立 183
  第二節 ヨハネ黙示録のキリスト使信 195
  第三節 ヨハネ黙示録の位置と意義 243

第五章 大祭司キリスト 263
  第一節 ヘブライ書の成立 265
  第二節 ヘブライ書の使信と勧告 271
  第三節 ヘブライ書のキリスト信仰 295

第六章 寄留の民の苦難と希望 301
  第一節 ペトロ第一書簡の成立 303
  第二節 ペトロ第一書簡の翻訳と略解 311
  第三節 ペトロ第一書簡の位置と意義  361

第七章 キリストの民の形 369
  第一節 牧会書簡の成立 371
  第二節 牧会書簡の概要 379
  第三節 牧会書簡の位置と意義 397

終章 パウロとパウロ以後 405
  第一節 使徒名書簡のキリスト信仰
  第二節 福音書の時代 422

附論 公 同 書 簡 か ら  435

第一章 ユダヤ教内のキリスト信仰 437
  第一節 主の兄弟ヤコブ 438
  第二節 ヤコブ書の成立 457
  第三節 ヤコブ書略解 462
  第四節 ヤコブ書の位置と意義 483

第二章 パレスチナ黙示思想の流れとその変遷 493
  第一節 ユダ書 494
  第二節 ペトロ第二書簡 503
  第三節 ユダヤ教内の信仰共同体とその消長 516

あとがき 522



凡 例

 1 聖書の本文は、「聖書 新共同訳」(日本聖書協会一九八八年)を用いる。

 2 ただし、コロサイ書、エフェソ書、ペトロ第一書簡では、 Nestle-Aland, Novum Testamentum Graece,
27th Edition (1993) からの私訳を用いる。

 3 聖書の原語(ギリシア語、ヘブライ語、アラム語)は、《 》で囲まれたカタカナで表記する。

 4 段落分けは、ギリシア語テキストやRSVなど標準的な英訳聖書を参考にするが、基本的には本書独自の
   判断による。

5 一段下げて小さい文字で書かれている部分は、やや立ち入った議論や解説のための注記である。
   この注記は飛ばして本文だけ読み進んでもよい。



     聖書引用 「 聖書 新共同訳 」
     ○C 共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation
       ○C 日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987, 1988