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<市川喜一 著作集 第7巻 目次>

[ マタイによるメシア・イエスの物語 ]


まえがき 2

序 章 マタイ福音書の成立と構成 5
  第一節 マタイ福音書の成立 6
  第二節 物語としてのマタイ福音書 23
  第三節 マタイ福音書の構成 32

第一章 誕生物語の福音 45
  第一節 メシア・イエスの系図 46
  第二節 メシア・イエスの誕生 52
  第三節 異邦人に崇められるメシア 62
  第四節 エジプトからガリラヤへ 70

第二章 メシア・イエスの出現 81
  第一節 洗礼者ヨハネとイエス 82
  第二節 荒野の誘惑 96
  第三節 ガリラヤでの福音告知開始 106

第三章 御国の福音 113

第四章 民を癒すメシア 115
  第一節 マタイの奇跡物語 116
  第二節 弟子の道 123

第五章 弟子の派遣 133
  第一節 派遣される弟子 134
  第二節 迫害に対する覚悟 138
  第三節 イエスを受け入れる者と拒む者 145

第六章 拒否されるメシア 153
  第一節 共に拒否されるヨハネとイエス 154
  第二節 ガリラヤの町の拒否 163
  第三節 安息日論争 170

第七章 天の国のたとえ 189
  第一節 イエスのたとえと寓喩 191
  第二節 天の国のたとえ 197

第八章 メシアの民の出現 205
  第一節 荒野に退くイエス 207
  第二節 この岩の上に 218
  第三節 旅の途上で 238

第九章 恩恵の場に生きる民 247
  第一節 小さい者への配慮 248
  第二節 つなぎ解く権能 254

第十章 エルサレムに現れるメシア 263
  第一節 天の国に入る者 ― ユダヤの地で 266
  第二節 エルサレムを前にして 278
  第三節 エルサレムでの三つの象徴行為 284
  第四節 エルサレムでの三つのたとえ 292
  第五節 エルサレムでの四つの論争物語 300
  第六節 律法学者たちへの弾劾 306

第十一章 人の子の来臨 323
  第一節 黙示録的終末説教 325
  第二節 三つのたとえによる終末説教 340

第十二章 メシア・イエスの受難と復活 353
  第一節 最後の夜  355
  第二節 最高法院での裁判 375
  第三節 ピラトの裁判 386
  第四節 十字架につけられるメシア 393
  第五節 メシア・イエスの復活 407

終章 マタイ福音書の位置 423
  第一節 マタイ福音書の位置 424
  第二節 現代におけるマタイ福音書 444

あとがき 453



凡 例

 1 講解に用いる福音書本文は、「聖書 新共同訳」(日本聖書協会一九八八年)を用いる。
   ただし、必要に応じて一部私訳を交えることがある。その場合は「一部私訳」と断り書きをつける。
主題となる福音書本文は楷書体を用いる。
 2 主題となる福音書本文以外の聖書引用も、「聖書 新共同訳」(日本聖書協会一九八八年)を用いる。
字体は太字明朝体を用いる。
 3 聖書の原語(ギリシア語、ヘブライ語、アラム語)は、《 》で囲まれたカタカナで表記する。
 4 段落分けは、ギリシア語テキストやRSVなど標準的な英訳聖書を参考にするが、基本的には本書独   自の判断による。
5 一段下げて小さい文字で書かれている部分は、やや立ち入った議論や解説のための注記である。
   この注記は飛ばして本文だけ読み進んでもよい。

     聖書引用 「 聖書 新共同訳 」
     ○C 共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation
       ○C 日本聖書協会 Japan Bible Society , Tokyo 1987, 1988